厚生労働省が定める基準に則り、当院では下記診療報酬項目に関して加算算定させて頂いております。
【医療情報取得加算】
電子医療情報の記録(健診結果や電子処方箋内容など)をされている方はその情報の活用をしています
当院はオンライン資格確認システムを導入し、マイナンバーカードを保険証として利用できる「マイナ保険証」を利用できる診療体制を整えております。マイナ保険証をご利用いただくことで、他院を含む過去の受診歴・薬剤情報・特定健診情報などを取得・活用し、よりよい医療の提供に努めております。
【一般名処方加算】※院外処方の場合
薬剤の成分をもとにした一般的な名称による処方箋を発行しています
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。院外処方の場合、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
【薬剤情報提供料】※院内処方の場合
院内処方の場合、薬剤情報提供書を発行いたします
用法用量だけでなく、効果や副作用等を記載した薬剤情報提供書を発行します。
【医療DX推進体制整備加算】
オンライン資格確認により取得した診療情報・薬剤情報を実際に診療に活用可能な体制を整備し、質の高い医療の提供を行う診療体制を構築しております
①オンライン請求を行っています。
②オンライン資格確認を行う体制を有しています。
③電子資格確認をして取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。
④電子処方箋の発行を行っています。(6/1現在、対応中です)
⑤電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです。
⑥マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示を行っています。
⑦医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行うことについて、当該保険医療機関の見やすい場所及びホームページ等に掲示しています。
【夜間・早朝等加算】
6歳以上の方で以下の時間帯(①~③)に受診する場合、診察料 ( 初診料 または再診料 ) に加算されます
①月曜日から金曜日の18:00以降に来院、受診したとき。
②土曜日の12:00以降に来院、受診したとき。
③日曜日および祝日の終日に来院、受診したとき。
【明細書発行体制等加算】
「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」を発行しております
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。自己負担のない方で、明細書の発行を希望されない方は会計窓口にてお知らせください。
【外来感染対策向上加算・発熱患者等対応加算】
当院は厚生労働省が定める外来感染対策向上加算の施設基準を満たしております
- 院内感染対策チームによる感染対策の徹底
- 手指衛生の徹底
- 医療器具の洗浄・消毒・滅菌
- 適切な隔離措置
- 定期的な研修の実施
- 地域の医療機関との連携
発熱や発疹等を有する患者さまは発熱外来専用エリアで診療を行います
原則一般外来エリアへの立入りはお控えいただいております。ただし、医師の診察後空間的隔離が不要と判断した場合は標準予防策に切り替え、一般診療エリアへ移動する場合もあります。
【生活習慣管理料について】
2024年診療報酬改定における厚生労働省の指針に従い、個々に応じたより専門的・総合的な治療管理をおこなうため、「特定疾患療養管理料」から「生活習慣病管理料Ⅰ・Ⅱ」へ移行いたします。該当の患者さんなど、詳細は下記のとおりです。
生活習慣病管理料Ⅰ・Ⅱ:高血圧、脂質異常症、糖尿病いずれかが主病の方
療養計画書:患者さん個々に応じた療養計画書をお渡しします。初回に署名(サイン)をいただきます。
症状により28日以上の長期の投薬あるいは、リフィル処方箋交付を行うことが可能です。
【情報通信機器を用いた診療】
情報通信機器を用いた診療の初診の場合には向精神薬を処方しません。(当院では現在、初診の方のオンライン診療を行っておりません)